院長紹介
Greeting院長のご挨拶
命を守る内視鏡医療の最前線から
このたび、谷口前院長の後任として、当院の院長に就任いたしました金子建介と申します。 私は平成17年に東京大学医学部医学科を卒業後、一般消化器外科および大腸・肛門外科を中心に診療に従事してまいりました。また、東京大学大学院での医学博士課程を経て、アメリカ東海岸にあるDuke大学にて、がんに関する研究にも取り組んでまいりました。これまでの臨床および研究の経験を通じて、「人とがんの間にあるさまざまな問題」に真摯に向き合ってきたと自負しております。
消化器がん、特に胃がん・大腸がんにおいては、近年、診断・治療法が飛躍的に進歩しています。身体への負担が少ない手術、遺伝子診断に基づく薬物療法、さらにはがんに対する免疫力を高める免疫療法など、多様な治療選択肢が登場しています。
中でも重要な発見は、「胃がん・大腸がんは早期に発見すれば、多くの場合、手術をせずに治療できる」ということです。胃がんに関しては、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法により発症リスクを下げることが可能となり、定期的な胃内視鏡検査を組み合わせることで、進行がんへの進展を未然に防ぐことができるようになりました。
また、大腸がんについても、がんに至る前段階であるポリープのうちに大腸内視鏡で切除することで、進行がんへの発展を防ぐことができることが明らかとなっています。
万が一、進行がんの状態で発見された場合でも、当院は責任を持って専門治療が可能な医療機関へご紹介いたします。進行がんの治療も日進月歩で進化しており、患者さまにとって最善の治療を受けられるよう、専門施設への橋渡しも重要な役割だと考えています。
近年では、若年層においてもがんの発症が増加しているとの報告があります。だからこそ、早期発見・早期治療がますます重要になっています。
『苦しくない・見逃さない・安全第一』の内視鏡検査を通して、その第一歩をサポートできれば幸いです。どうぞお気軽にご相談ください。
経歴 | 東京大学医学部医学科 卒業 東京大学大学院医学系研究科修了(医学博士) 焼津市立総合病院 初期研修・外科 東京大学医学部附属病院 大腸肛門外科 帝京大学医学部附属病院 下部消化管外科 Duke University Department of Surgery 大森赤十字病院 |
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資格 | 日本外科学会 専門医 日本消化器病学会 専門医 日本消化器内視鏡学会 専門医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 |
副院長紹介
Greeting副院長のご挨拶
女性の目線で寄り添う内視鏡診療
当院は、都内でも珍しい「女性医師による内視鏡・肛門診療が受けられる」クリニックです。現代の女性は仕事や子育てで忙しく、自分の体のことを相談する時間がなかなか取れないことも多いかと思います。そんな方々が安心してお越しいただける、心地よい場所でありたいと考えています。もちろん、男性の方にもご利用いただけますので、どうぞご安心ください。
私はこれまで、がん研有明病院で日本トップクラスの内視鏡診療を学び、数多くの内視鏡検査や治療に携わってきました。特に早期のがんを見つけることの重要性を実感し、技術を磨いてきました。食道がん、胃がん、大腸がんは、早期に発見すれば内視鏡で切除することで治癒が可能な時代です。だからこそ、早期の内視鏡検査を受けることがとても大切だと考えています。単に検査を行うだけでなく、質の高い内視鏡検査を皆さまにお届けしたいと願っています。
また、肛門周りのお悩みについても診療を行っています。私自身、妊娠・出産をきっかけに症状が悪化した経験があり、その経験を通じて、同じようなお悩みを持つ方々にお力添えできればと思っています。時には「痔かな?」と思っていたら、大腸の病気が見つかることもありますので、少しでも気になることがあれば、遠慮せずにご相談ください。
当院は内視鏡クリニックですので、「肛門科にかかっている」と周囲に気づかれにくく、プライバシーにも配慮しています。どんな小さなことでも、どうぞお気軽にご相談ください。
皆さまに信頼され、安心して通っていただけるクリニックを目指して、これからも精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
経歴 | 慶應大学医学部医学科 卒業 住友病院 初期研修 横浜市立市民病院 後期研修 癌研有明病院 内視鏡診療部 |
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資格 | 日本内科学会 認定医 日本消化器病学会 専門医 日本消化器内視鏡学会 専門医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 |